学校長あいさつ

志を実現する力を育て、
世界を舞台に
しなやかにたくましく
“自分らしく”活躍してほしい

豊島岡女子学園中学校・高等学校は1892(明治25)年に創立され、2022年5月1日に創立130周年を迎えました。有志の生徒による「記念演奏会」と「記念グッズの作製」など生徒が活躍してお祝いできました。

豊島岡は、建学の精神を引き継ぎ、人としての正しい道と思いやりの心を大切にし、努力を積み重ね、才能を伸ばす教育を行ってまいりました。「毎朝5分間の運針」は、集中力を高め無心になり、コツコツと努力を積み重ねることの大切さを身をもって知る伝統です。

そして、豊島岡は、生徒たちの現在のみならず、未来に向けた成長を導く教育を目指し、新しいチャレンジを続け、常に進歩し、生徒とともに成長していく学校でありたいと願っています。「志力をもって未来を創る女性」の育成を掲げ、予測困難な時代にあっても、一人ひとりの生徒が高い志を抱き、それを実現する力を身につけ、世界を舞台にしなやかにたくましく、“自分らしく”活躍できるよう育ててまいります。

豊島岡には元気で前向きな生徒たちがたくさん集まっています。誰かに気兼ねすることなく、何にでも本気で打ち込め、互いに切磋琢磨して成長していく雰囲気があります。中学1年生から高校3年生まで全員参加の「クラブ活動」や生徒による自主的な「学校行事」も盛んです。生徒一人ひとりの人間力が磨かれる場であり、“女子だけ”であらゆる行事を成し遂げていく中で培われるリーダーシップとフォロワーシップは、社会に出てその真価が発揮されていくものと信じております。

豊島岡での生活を通して、親しい友人を作り、ともに勉学・クラブ活動・学校行事に励み切磋琢磨することは、私自身がそうだったように、皆さんにとっても“一生涯の宝”になるはずです。

「自らを高めたい、様々なチャレンジをしてみたい!」という意欲ある皆さんを、私たちは全力でサポートしていきたいと願っています。

 

2023年4月
第7代校長 竹鼻志乃