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特別講義:豊島岡女子学園で考える政治の未来(第3回)

特別企画

7月29日(土)に東京大学の宇野重規教授をお招きしての特別講義「豊島岡女子学園で考える政治の未来」の第3回講義が開講されました。

「人と一緒にいることの意味」と題した今回の講義ではより身近な人間関係から政治を考えようということで、「友だち地獄」、「教室内カースト」など中・高校生にとっても身近に感じることができる問題が導入として取り上げられました。その上で、社会の「弱い絆」・「強い絆」とは何か、私(私たち)の意思はどのようにして作られるのか、社会の中で人はどのようにして他者とつながりをつくり、維持していくことができるのかなどを、ルソー・カント・ヘーゲルなどの事例を取り上げつつ、政治学・社会学研究の成果なども交えながらお話が進められました。生徒たちは、先生のお話を受けて、自分たちの身の回りの関係についてあらためて考えるとともに、政治・社会についての認識を深めていきました。