「輝く先輩に学ぶ」講演会を行いました
12月3日(水)6時間目に、中学生を対象とした「輝く先輩に学ぶ」講演会を実施しました。
今年の「輝く先輩」は、福井地検で三席検事をされている駒井彩さん。先輩は、昨年度は法務省刑事局で勤務されており、「卒業生インタビュー」というキャリア教育にもご協力いただきました。今年4月に福井地検に異動になったため、先輩は本講演会のために福井県からわざわざご来校くださいました。
演題は「検事の仕事とその魅力」でした。簡単な自己紹介の後に早速、検察庁の組織、検察官の仕事の説明をされました。そして、一般によく聞かれる「警察と検察の違い」、「有罪立99%?」や「書類に埋もれて一日中デスクワーク?」について、詳細な説明をいただきました。
先輩が検事を志した理由として挙げてくださったのが、次の2つ。
・分かりやすく誰かの役に立つ仕事がしたかった→特に被害者の役に立ちたいと思った
・自分の信念で仕事がしたかった
そして、検事の仕事の魅力について、ご自身のご経験をもとに4つの点からご説明くださいました。
最後に、ご自身の中学時代からの学生生活、検事任官後のキャリアについても触れていただき、生徒たちの興味が一層高まったようでした。
先輩は「検事は私の天職である」とお話されていましたが、仕事に対する真摯な姿勢と熱意がダイレクトに伝わってくる素晴らしい講演でした。改めて、日々の生活の中で、物事に取り組むときの謙虚さや誠実さというものを大切にしなくてはならないと感じさせられました。
講演後は、中学1年生から3年生まで30名を超える生徒たちが質問に集まって来たため、個別の質問に対して、質問生徒全体に向けて答えていただく形で、なんと1時間もお付き合いいただきました。
「輝く先輩」の駒井彩先輩、貴重なお時間をいただきまして誠にありがとうございました。
