学校の様子

第22回哲学カフェ

図書館

図書館では立教大学・河野哲也教授と「こども哲学おとな哲学アーダコーダ」メンバーらのもと、7年目となる第22回目の哲学カフェを行いました。

何を話し合いたいのかを1人ひとりから丁寧にあげてゆき、中学1年生から高校2年生までが自分の意見を話します。集ったのは19名。決まったテーマは、2つに分かれ「やさしい人ってどんな人?」「人は突然悲しくなることはあるか?」でした。
ゆっくりと時間をかけて他者の意見を聞くという体験は、この時間の最大の特徴です。中学3年生の生徒は「とにかく、来てよかった。自分の暗いテーマ内容に、共感してくれる人が思ったより多くて、嬉しくて温かかった。色んな問いが出てきて、でもどこかでつながっているものも多くて、深く話し合うことが出来たと思う。初めて会ったのに気軽に話ができて、本当に楽しかった」。高校2年生の生徒は「世代・立場を越えて語り合える哲学カフェは、自分1人では辿り着けない世界を見せてくれる。「やさしさ」という言葉から対義語を考えたりし、多角的な視点から問いを深めることが出来た。この楽しさをもっと多くの友人に伝えたい!」と話してくれました。
次回は3月に実施予定です。