グローバル教育

グローバル・スタディーズ・プログラム(Global Studies Program)

グローバル教育学校の様子

8月18日(月)~8月22日(金)の5日間で、グローバル・スタディーズ・プログラム(Global Studies Program)を実施しました。

本プログラムでは、主に日本で学ぶ外国人留学生をグループリーダーとして、全ての活動を英語で行っています。英語「を」学ぶというよりは、英語「で」学び、世界に視点を向けて国際的な課題に向き合う内容となっています。

Self-Discovery Challenge(SDC)では、アイデンティティ、価値観などを話し合う所から始め、自己や身近な社会について楽しい活動を行いつつ考えていきます。視点は世界に向かい、多様性の中での自己表現や他者への理解、地域や世界に向けた貢献など、正解が1つではない問題に関してグループ活動を通して考えを深めていく活動となりました。最終日には5日間の成果として個人での発表を行いました。

Social Innovation Challenge(SIC)では、Visual Thinking, Design Thinking, Storytelling の3つの思考法を学び、話し合っていくことが活動の中心の1つです。その知識を踏まえて、各グループリーダーの出身国における問題の解決策をグループ毎に発表しました。

もう1つの大きな活動として、プレゼンテーションの方法を学びました。学校での探究活動の発表を念頭に、効果的なプレゼンテーションの方法などを学んでいきます。最終日には今回学んだ知識を生かして個人での発表を行い、充実した内容の5日間のプログラムとなりました。

各コースともに、積極的な姿勢が多く見られました。多くの生徒が初日から積極的に発言し、日を追うごとに英語を用いた活動にもさらに慣れていく面が感じられました。初めは慣れなかった生徒も「楽しい活動の中、英語が自然に出てくるようになりました」「英語が苦手な人こそおすすめです」という感想など、楽しく活発な雰囲気の中、英語で様々なことを表現できる活動となりました。